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27年10月「ゴミ」
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27年6月「水」
27年5月「貫く」
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26年9月「涼しい」
26年8月「織る」
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26年4月「溢れる」
26年3月「太い」
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26年1月「餅」
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25年11月「長い」
25年10月「夜」
25年9月「飽きる」

25年8月「卵」
25年7月「予防」
25年6月「根」
25年5月「ほどほど」
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25年1月「笑う」
24年12月「閉じる」
24年11月「約束」
24年10月「布」

24年9月「旗」
24年8月「かたち」
24年7月「粘る」

24年6月「音 」
24年5月「焦る」
24年4月「家」
24年3月「勇気」
24年2月「開く」
24年1月「踏む」

23年12月「強い」
23年11月「盗む」

23年10月「風」
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23年8月「電気」

23年7月「薄い」
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23年1月「どきどき」

22年12月「不便」
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22年2月「丁寧 」
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前月入選句発表 お題「酒」応募 327 164人

 





































 


濱山哲也 選(入選3
9句)          
印は両方の選者から入選した句

     タダ酒と言う銘柄の美味いこと                        木村行吉
     ウサギより乾杯したいかぐや姫                       ゆうちゃん
      私たちスクリュードライバーな夜                        丸山 進
   *ワイン注ぐグラスにゴミがついている                    青砥たかこ
     居酒屋で引き留められている辞表                      大木雅彦
   *防災のグッズに忍ばせるお酒                         渋谷重利
   *アナログの街終電が酒臭い                           かっぱ堂
   *かなうなら泳いでみるか酒の海                          しょうこ
     部下叱り帰りにそっと酒誘い                          氷川の杜
     しらふでは帰ったことがない喪服                      アズスン安須
     飲む飲める飲めなくなって終わりだぜ                       岩窟王
   *酒粕になって二度目の職に就き                       小林祥司
     進む酔い面倒くさい標準語                           かきくけ子
     虫が好かぬ日頃が酒で絡みだす                         加藤吉一
   *胃袋がブラックホールおごり酒                      ブランクながい
     高く売る酒にピンクの色つけて                            おさ虫
     禁酒日に聞きたくはない八代亜紀                       田岡修二
     ふる里の訛りが酒を注ぎに来る                          おさ虫
     子どもには未来俺には酒がある                        二谷悟司
     我が家への道を覚えた代行車                           わこう
   *宴会の幹事は下戸で理数系                        深谷江利子
   *酒飲んで崩れていった目鼻立ち                        尾アなお
     宴会も給料のうち酒を注ぐ                            岡野 満
   *はまやらわどうやら酔っているら行                      片岡柳川
     酒量なら杜甫にも李白にも負けぬ                        笹田しま
     裏山を飲んでしまった武勇伝                          堀 敏雄
     カップルは上手に消える酒の席                       ぷいこると
     事実から逃れる酒は高くつく                          はぐれ雲
     メタノール盛られないようご用心                           由美
   *酒蒸しにされて嬉しそうなアサリ                         笹田しま
   *晩酌をすれば幕府を開く父                           尾アなお
     会社では呑めないことにしています                         夢邸
     ため息もほらも吹かせるアルコール                        陽香
   *居酒屋に人生のゴミ箱がある                          相模秋茜
     飲める顔言われ続けて半世紀                            しょうこ
    *升酒が口にやらせるお出迎え                           圦山 繁
秀3   祝い酒表面張力飲みほして                          窓際の黄昏
秀2    樽の中休まず個性みがく酒                              古都
秀1*居酒屋のトイレは教訓が似合う                           由美
評    雪隠詰めにされてしまった。トイレの教訓はナイスな先人が生み出した立派な文化。
     止めの「似合う」という啖呵にはその誇りと、それを見つけて一句に仕上げた自信と 自
   慢がただよう。お注ぎさせていただきます。 

軸   アルコール依存症だよ神さまも                        濱山哲也
 

 









































 


青砥たかこ 選(入選39
句)


         酒癖を何とか酒で治したい                           甲斐良一
    乾杯の酒で体調チェックする                             良馬
   *防災のグッズに忍ばせるお酒                         渋谷重利
    一升瓶うれしい重さ抱いている                       柴田比呂志
    酒飲みになるなと願う宮参り                          BBブンゴ
    酒買うと指でタッチをさせるレジ                          裕子
    取り敢えずするめが縮む急な酒                       大釜洋志
    ただ酒と知ってピッチを上げました                      柳谷益弘
    下戸だって酔いつぶれたい夜がある                     ねこママ
    月浮かべ犬に語って飲む酒よ                         浮世っ子
    甘酒を飲んで元気をチャージする                         ミント
    こんな日もあるさ酒にも見放され                       平尾定昭
    酒があるここもオアシスだったのか                      月波与生
    自動運転お酒呑んでもいいのかな                     北田のりこ
   *居酒屋のトイレは教訓が似合う                           由美
    もてなしも喧嘩も酒が顔を出し                            えり
    とくとくと話を聞いてくれる酒                        いわさき楊子
   *はまやらわどうやら酔っているら行                       片岡柳川
    今度こそ酒の力を借りず言う                            寿々
   *升酒が口にやらせるお出迎え                          圦山 繁
    ためらいもなく女子会の一気飲み                     こやまひろこ
   *酒粕になって二度目の職に就き                       小林祥司
    命には関係ないが酒が要る                         いわさき楊子
    飲み込めぬ言葉を酒で流し込む                            鬼奴
    百薬の長にも欲しいジェネリック                        星野睦悟朗
    居酒屋のオヤジ知ってた定年日                     アズスン安須
   *かなうなら泳いでみるか酒の海                          しょうこ
   *酒蒸しにされて嬉しそうなアサリ                         笹田しま
   *居酒屋に人生のゴミ箱がある                         相模秋茜
   *晩酌をすれば幕府を開く父                           尾アなお
    この頃は酒の力で生きている                             早人
    酒ごくりピタリと止まる手の震え                         佐藤彰宏
    燃料が切れたそろそろ酒が要る                           ロン
    酒癖のせいで人生裏返る                          佐藤ちなみ
    バッカスに魂抜かれ不眠症                           高柳閑雲
   *胃袋がブラックホールおごり酒                      ブランクながい
秀3*アナログの街終電が酒臭い                           かっぱ堂
秀2*酒飲んで崩れていった目鼻立ち                        尾アなお
秀1*宴会の幹事は下戸で理数系                         深谷江利子
評   宴会の幹事は酔っぱらうわけにはいかない。だけどあまりにてきぱきやられては気         

   持ちよく酔えないのではないかと、心配と同時に可笑しくなった。
軸 
*ワイン注ぐグラスにゴミがついている                     青砥たかこ