目次01年8月号
巻頭言 「7月例会」
すずか路
・小休止
・川柳つれづれ
・人と句「案山子を読んで」
・例会
・例会風景
・没句転生
・アラレの小部屋
・前号「すずか路」散歩
誌上互選
・インターネット句会
・ポストイン
・エッセイ・その他
・大会案内など
・編集後記

 


柳歩
柳歩整理
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柳歩
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巻頭言

「7月例会」

 昨年の七月号の巻頭言も、「七月例会」のタイトルで書いている。つまり今年同様、例会当日に台風に襲われたのである。昨年は、例会当日の午後には三重県に上陸しそうな気配であったが、結果的には翌日未明に通過した。それでも欠席者が相次ぎ、当日出席者は十二名に留まった。

 今年の台風は、例会当日の午後には正に鈴鹿市上空を通過しそうな気配であったが、大雨の恐れはあったのだが、勢力として大したことはなく、当日の朝、予定通り決行することにした。もちろん、出席するしないは自己責任で自由である。

 「めいばん」からのお客様二名を加え、二十名以上は集まるはずであったが、やはり急な欠席者が相次ぎ、当日参加者は十六名だった。急な欠席者は県内、それも鈴鹿市、亀山市の近場ばかりで、愛知県からは「めいばん」のお二人以外に三名が出席されていたのは、皮肉なことであった。
 急な欠席者は、つまり欠席投句もパスされたわけで、欠席投句者も二十名に留まった。席題は通常、当日の出席者数を見て、二句出句か、三句出句か決めるのであるが、出席者数の読みを誤り、二句出句にしたので総出句数は32句しかなかったのである。

 鈴鹿川柳会の例会は、平成14年八月から席題を取り入れ、これを互選とした。宿題の一つは、たかこ、柳歩、久美子の誰か(主幹級)に固定した。もう一つの宿題は、原則として男女の共選として現在に至っている。自由吟(主幹級選)を加えたのは平成26年1月の例会からである。
 主幹級三人の選、共選、自由吟、それぞれにポリシーがあるのだが、なんと言っても例会のメーンイベントは「席題互選」である。コーディネーターの久美子さんの「挑発」で、高得点から一得点の句まで、その投票者も含めて「斬って斬って斬りまくる」のである。斬られる苦痛を快感に変えた者だけが、生き残っていられるのだ。

                                          柳歩

 
すずか路より
野球中継消すと溜め息せずに済む 西川幸子
相合い傘はあんまり見かけない日傘 小川はつこ
パントマイム空気を壁にして動く 小出順子
避暑地でも熱中症を見る猛暑 川喜多正道
土砂降りと思ったことは一度だけ 柴田比呂志
慟哭よ父の無念の八月忌 竹内そのみ
入れ墨のせいで行けない日帰り湯 樋口りゑ
神仏に祈るしかない子の病 眞島ともえ
あみだくじ加えた線に泣かされる 小林祥司
触りたい触らせないと香る桃 恵利菊江
梅干しに邦人会で沸く拍手 福村まこと
老いたねと言わぬ鏡の思いやり 佐藤千四
コメントに弱くついついネット買い 西野恵子
「マッチ売りの少女」のマッチ知らぬ孫 瀬田明子
違う名を書いてもバレぬ組織票 西山竹里
一強に老いは怒っているのです 日野 愿
ゆかた着てちっちゃなゲタも夏祭り 岡ア美代子
遅れてきた夏もやっぱりむし暑い 澁谷さくら
蝉シャワー浴びて真夏の朝寝坊 神野優子
警報の雨に濡れつつ投票所 上村夢香
墓参り終え紫陽花の道帰る 前田須美代
党名も公約までも似た民主 佐藤近義
姿見で自分の老化見届ける 大川里子
鷹匠の鷹が椋鳥追っ払う 岩谷佳菜子
仲直りしても時々腹が立つ 西垣こゆき
故郷の友の訛は宝もの 松岡ふみお
敗戦日流れる刻を走るバス 坂倉広美
愛犬の玩具お菓子を添え火葬 勝田五百子
きまじめな部下に仕事を増やされる 橋倉久美子
ボールが楕円それしかラグビーは知らず 北田のりこ
あなたの寿命縮めて愚痴を吐きました 中川知子
通学路静かな朝の夏休み 落合文彦
喫緊の課題は免許返納日 毎熊伊佐男
ヒョッコリと墓守り気取り青蛙 村井一朗
来る者も出て行く者も拒まない 奥田悦生
派手な傘もらってからは雨が好き 鈴木裕子
朝六時駅の様子を見る散歩 竹口みか子
梅雨明けを待てず始まる蝉の羽化 瓜生晴男
百までも生きるキップは要りません 加藤吉一
ニガウリの苦味は私だけが好き 安田聡子
美味しくて得した気分メロン狩り 芦田敬子
てるてる坊主の願い虚しいゲリラ雨 圦山 繁
三食を欠かさず摂って生きている 吉崎柳歩
とりあえず動きやる気を見せる顔 青砥たかこ
 

整理・柳歩

7月27日(土)例会より

宿題「中古」 吉崎柳歩 選と評
   使うとき緊張せずにすむ中古 橋倉久美子
   手放した理由を知りたい中古品 芦田敬子
 止  中古でも致し方ないレンタカー 西山竹里
 軸  廃車寸前だけど動いている私 吉崎柳歩
宿題 共選「飲む」 竹口みか子 選
   料理より飲み放題で客を呼ぶ 芦田敬子
   飲むほどにB面が出る悪い酒 加藤吉一
 止  ノンアルで酔ったふりする芸達者 青砥たかこ
 軸  飲まずとも雰囲気だけで酔っている 竹口みか子
宿題 共選「飲む」 木村行吉 選
   山川が呑むには雨量でかすぎる 毎熊伊佐男
   条件を飲ませてスマホ買い与え 佐藤千四
 止  飲むほどにB面が出る悪い酒 加藤吉一
 軸  飲む前に聞いた値段にだまされる 木村行吉
宿題「自由吟」 橋倉久美子 選と評
   冷やし麺湯を沸かさねば作れない 澁谷さくら
   告白をするとき邪魔な蝉時雨 吉崎柳歩
 止  人間の出しが出ている湯船の湯 岩谷佳菜子
   畑よりネオンが好きなおじいちゃん 橋倉久美子
席題「突飛」 清記互選 高点句
 9点  発明を生んだ突飛な思いつき 小川はつこ
   犬になら突飛な服も着せられる 樋口りゑ
 7点  コスプレで行ってはならぬお葬式 橋倉久美子
 6点  決まり手も突飛で炎鵬の人気 吉崎柳歩
   特許取る予感突飛な思いつき 橋倉久美子
 5点  目を離すことが出来ない孫の守り 中川知子
誌上互選より 高点句(一人5句投票)
前号開票 『 崩す・崩れる 』  応募102句
  13点  生態系崩す不気味な外来種 加藤吉一
  12点   かき氷崩して愚痴を聞いている 青砥たかこ
  11点   アリバイが崩れた後は黙秘権 吉崎柳歩
  10点    スタンスを崩し気楽になる余生 白井 昭
       表情を崩さずに見る袋とじ 西山竹里
   8点   行列を崩さず並ぶ日本人 中川知子
     恐竜の眠りを覚ます崖崩れ 北田のりこ
   6点  心得がないときれいに崩せぬ字 西山竹里
     荷崩れを直し直して老いの坂 竹内そのみ
     イメージを崩してとった助演賞 加藤吉一
    年金が崩れる少子高齢化 鈴木由美子